令和7年6月8日(日曜日)に20kmの部に参加しました
以前からyuotube等で相当ハードな大会と聞いており、いつかは100mile挑戦したいと思っていました
今年、実家に帰省するちょうど良い時期と重なり、丹波100アドベンチャートレイルの様子を伺う良い機会なので20kmの部で参加する事にしました
20kmの部だけ水分れ公園からスタートし、全部門共通の丹波の森公苑がゴールとなります
20kmの部は獲得標高1700m、制限時間は6時間半です
当初は4時間以内、又は10位以内を目標としていましたが、結果、そう簡単ではありませんでした
受付からスタートまで会場の雰囲気も良く、よく動画で見ているMCの方やゲストランナーの方のトークも聞けて、盛り上がっていたと思います



スタート地点に並ぶと小学生のお子さんが数名参加しておられ、びっくりしました
スタート直後は2番集団に入り、一山目は抑えたペース配分で走る予定です
今回の目的の一つに初めてのポールを使用する事でした
ポールは先日購入したモンベルULフォールディングポール100です
アルミ製軽量コンパクトが気に入り購入しました
まだ全然使っていないので、使うのが楽しみです
一山目の登りからポールが大活躍!!
明らかに登りが楽です
急な下りはバランスをとるのに良いし、平坦な道では軽く持っていても疲れないので、本当に役に立ちました
今回のような登山コースメインで、平坦な部分がない地形には特に効果的でした
さて、レース内容ですが、ゲストの田中陽希さんのコース説明によると、序盤の4.5km一山目から急勾配の登りから始まり、下りも急、ここで力を使ったら後半まで持たないので、ウォーミングアップのつもりで走りましょうという事でした

中盤はアップダウンを繰り返し、獲得標高の半分以上をここで獲得するので、かなり足を使うようです
スタッフのアドバイスにも、足の攣りや疲労感があれば早めのリタイアをすすめておられました
ラスト4kmは獲得標高300mぐらいですが、疲れた足には相当きついそうです
とりあえずこの大会は初参加で、コースもよくわからないので、集団に着いて行く作戦で出発しました
説明の通り最初の一山は急勾配の登りと下りでしたが、とても走りやすい登山道で森林の中気持ち良く走れました

スタート地点と第一エイドが同じ場所にあり、疲労感もないのでここはスルーして中盤の山へ向かいます
集団は大分ばらけて、自分は15位付近の3、4名と一緒に走らせてもらいました
この中に女性ランナーがおられ、登りを淡々と一定ペースで刻み、下りは無理なく慎重に進むとても強い方がいて、素晴らしかったです
最後までこの方と抜きつ抜かれつを繰り返しました
中盤の約10km獲得標高1000m区間がこの部門の肝だと思いました
一気に4-500m上がり、その後数100mのアップダウンを繰り返します

自分としてはこのアップダウンの繰り返しは足の筋力をバランス良く使えて良かったです
途中100マイルの方と何名か出会い、尊敬を込めてエールを送りました
100マイルの方は155km走られた辺りだったので疲労困憊だと思いますが、明るく元気な声でした
本当にすごい!!今の自分ではとても無理だと実感させられました
中盤の山を抜けると住宅街のロード区間でした
最後の山はどこ?
と思いながら走るとゴールが見えて来ました?
「あれ?ゴール?」
応援に来てくれた両親に手を振りながら、ゴールゲートを見ているとスタッフの方があと4kmと声をかけてくれました
どうやら、ゴール兼エイドになっており、この先の山を登るようです
一瞬気持ちがゴールしたので、まだ先があると思うと急に疲労感が押し寄せて来ました
気持ちを入れ替え、もう少し頑張ろうと山へ入りました
この後、アクシデントが!
山の中腹辺りでスタッフの方が何か声をかけながら、こっちですと分岐的で誘導してくれましたが、この声かけの意味がわからず、コースをショートカットしてしまいました
数100m下った地点で違和感に気づき、来た道を戻り先程の誘導係の方に聞くと、「2周目」と勘違いしたそうです
この最後の山は頂上まで1回行ってから戻ってくると、この分岐点を2回通るので、それを聞いていたそうです
このロストが精神的に結構効いてしまい、最後の登りはかなりキツイものがありました
とは言えゴールも近いので、最後の力を振り絞りフィニッシュへ
再度ゴール地点で待ってもらっている両親に写真を撮られながらフィニッシュ

「お父さんお母さんお待たせ〜」って、のん気に帰って来ましたが、待ってる方はくたびれたと思います
結局、タイムも4時間ちょっと、順位も10位以内にも入れず目標は達成出来なかったけど、いろいろ気づきがあり、とても良い楽しいレースでした
来年の100マイル挑戦はやめときます